いったいこの映画がなんなのか、俺にはまったく分からない。
そして、いったい俺は何に涙しているのかその理由すらまったく分からない。
想いが込められまくったそれは花火なのか爆弾なのかが無理やり胸の中にぶち込まれたようなそんな感覚を味わう作品。
というか、始まってすぐに、あっヤバい、こりゃとんでもない映画を俺は見始めてしまったなと感じる。そしてその感覚はその後160分間ずっと感じることになる。
写真からカメラ、時間、登場人物、背景、ストーリー、もうなんといっていいのか、全てが混ざった世界に俺自身も入り込んでいってしまう。
ぐっちゃぐちゃで全然意味不明だが、想いだけは伝わってくる。
反戦そして希望。
去年の映画、この世界の片隅でも反戦とその後の強い意志と未来を感じさせる傑作映画だったが。
今作も日本人にしか描けない世界があるというのを強く感じる傑作映画であった。
こればっかりはレビューというより見るしかない。
まだまだ消化しきれない。
ただ、痛いな、この雨痛いなはマジ意味分からなすぎて最高だった。
いやー、この姉妹作見たすぎてヤバい。