ちろる

フィフス・エレメントのちろるのレビュー・感想・評価

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)
4.0
空を飛び交う車、天にも届きそうにるそびえるビルたち、簡素化した味気のない生活空間に詰め込まれた人間たち。
私が想像する近未来を映像化してくれたかのように感じた本作。

魅力はなんといってもミラ ジョボ ヴィッチ演じるリー ルーいう名の謎の生命物体。
奇妙な言葉を話し、人間に怯え、でも心を許した相手には純粋な少女のようなあどけない視線を向ける。
この演技がものすごく魅力的で、さすが、ロリコン変態監督ゆえの女性描写。
リュック ベッソンの顔から立ち振る舞いまで全て嫌いなのにやっぱ女優を最高にかわいく魅せてしまうから悔しい。
始まりこそなんか、難しい?と勘違いさせる描写だけど、ストーリーはいたってシンプル。
おっさんが少女を愛し守りぬく!(LEONパターン)
人間の5番目の元素は・・・
見所はブルース ウイルス演じる不良タクシードライバー コーベンがこのリー ルーの逃走事件に巻き込まれたとこから、徐々にリー ルーを守る無敵兵士っぷりを発揮するアクションシーン。
やっぱこの作品のブルース ウイルス、男らしくって好き。
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