Hayama

マトリックスのHayamaのネタバレレビュー・内容・結末

マトリックス(1999年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

(2021.10 レザレクションズ前の再鑑賞)

やはり、
本作見直して改めて思うのは、
我々が現実と思うこの世界こそが仮想世界、
機械に培養される人々の見るこの世界の裏側には、
数少ない人間達が懸命に立ち向かう、
荒廃した現実世界があるという、
その世界観一発で、この作品の勝利は間違いない。

ただ、背伸びせずに言えば
仮想世界の設定はどうしても分かりづらい。

そのプラグによって行き来する人間は
どこまでを荒廃した現実世界と共有しているのか。
公衆電話で現実世界に戻ってくるというのもよく分からないし、
エージェントスミスがどこまでの影響をもたらすことが可能なのかも不明瞭。
救世主として、ネオが頻繁に夢に見ていたのはまぁいいとしても
夢と現実の境界が曖昧であることの説明は
どう考えても不足していて押し切った感じはある。

個人的には、
あくまで機械側のフィールドである仮想世界内で
真っ向からスミスに挑むよりかは
何とかして現在世界内で、
機会軍の中枢に切り込んでいく作戦を取りたい。

まぁ、続編でもう少し切り込まれるのは承知だが
救世主とはなにか、預言者とはなにか、
預言者も同じくブラグに繋がれつつ全てを理解しているのか
本作のみではまだまだ謎が多く
非常に評価が難しい、、、。

あと、トリニティがどのタイミングで
ネオのこと好きになったら良く分からん笑
あと、モーフィアスが絶妙に雑魚くて、
足引っ張ってるようにしか見えない笑

と、再鑑賞の立場から
揚げ足取りのような記載をしたが、
新作には期待していますので
引き続き復習に徹します。
Hayama

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