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紅唇罪ありのnatsumiのレビュー・感想・評価

紅唇罪あり(1933年製作の映画)
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父の営む田舎の酒場で働いていたが日々の客のセクハラが嫌になったので、ニューヨークに出て自分の性的魅力を使い出世の階段を上り詰める。ハリウッドのプレコード時代終盤、直接的な描写はなくともヘイズ・コードの引き金となった映画の一つとされている。バーバラ・スタンウィックが演じるリリーが出世するたび服装がどんどん派手になり、髪型も流行りのものになり、田舎訛りが抜けていき変身していくがたまに素を出したりと彼女を見るのが楽しい。性に奔放なところではなく、物質主義を否定するオチも良い。
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