natsumi

映画よ、さようならのnatsumiのレビュー・感想・評価

映画よ、さようなら(2010年製作の映画)
-
25年間勤めていたミニシアター(というか映画アーカイブ的な施設かも)が閉館するため、映画一筋だった主人公のホルへは少しだけ新しい人生を歩み始める。前半は誇りを持って仕事をするホルへの様子をドキュメンタリーのように映してて単純に舞台裏の作業が興味深かったのが、後半は50-60年代ミュージカル風に変わりミニシアターの外でも結局映画に生きるホルへを優しく映す。映画も良い嘘。映画と映画を愛する人たちへの愛に溢れていて、映画を人々に届ける人たちへの敬意が伝わってくる。
natsumi

natsumi