レンタル店や映画サイトのオールタイムベスト1の本作。
妹は所蔵のDVDを刷りきれるほど再生して、今では画像がボロボロだと言っていた。
作品の完成度も高く涙腺を刺激してくるのは確かだが、私自身はそこまでは刺さらなかった。
冤罪で投獄され、刑務所内での暴力や証人の死、希望の光は何度も遮られ、心折れるところを『挫けない主人公に勇気を貰える』と、人は言う。
長い獄中生活の果てに正攻法ではダメと腹をくくって脱走する。
まんまと成功して自由を手にするハッピーエンドの結末がアメリカ的で良いのだろう。
しかし、2時間を越える長尺は観る側にはツラい。もう少し短ければと、つい思ってしまう!