なな

ショーシャンクの空にのななのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「友だち」は希望だ、と最後のシーンを見て強く思った。
結局、最後に人を救えるのは人なのだと。

「公共」のオカシさや、法の異常性、ただそこを掻い潜ることもできうる教養。
それらすべてが綺麗に、かつある程度現実的に描写されていて、息を呑んだ。

なんとなくストーリーは先読みできうるんだけど、それでも衝撃を与えられたし、何よりつまらなさとは真逆の、「やってくれると信じてたよ!!!」という思いを引き出されてしまい、してやられた感。凄い。

最後のエンドロールのうしろでながれる荘厳なクラシックに浸ると、音楽を勝手にかけた主人公がこっちを見てにやりと笑ってくれるような感覚さえあった。

見終わってから2時間半もあったと知り、体感1時間もなかったから驚いた。
本当に素晴らしい映画だった。友達に勧めたいし、いっしょに見たい。
なな

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