ぴよ美

ショーシャンクの空にのぴよ美のネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

8年振りくらいに観た
おそらく人生で2番目に多く観ている映画
モミアゲトミーやブルックスの件、銃社会でよくある首謀者が自殺するのが嫌いで敬遠してたけど希望を求めて
改めて観るとトミーのことで脱獄を決意したことがちゃんと響いて少し払拭された気がした
本作に限らず悪意ある人殺しには、何で彼らの時間は止まったのにお前が生きているのか、1秒でも早くさっさと死ねと思うようになっていた
最後にレッドがアンディと海辺で会ったところで初めて泣いた
良くも悪くも8年で色々と変化があったと思った
ブルックスのことは未だに苦しい
お調子者を軽くプスッとしちゃえばいいのに
ずっと図書館の係でいてほしかった
ここは8年前から変わらない

アンディも初めて観た時からずーっとかっこいいまま
物腰の柔らかさと冷静な判断力と何よりあの度胸にすごく勇気をもらえる
つまらん男なんかじゃないのに
髭を剃った整った身だしなみと懲罰房後の無精髭は甲乙つけがたい
うーんでも一番かっこいいのは船を磨いている時のアンディだな
レッドもといモーガン・フリーマンの低い声は心地良いし、BTTF然り年の離れた友情には独特の温かさがあるね

演技力というのか、作中のオカマは何であんなにオカマなんだろう
身近にオカマはいないのに、もう露骨に岡本ってことが分かる、すごくオカマなのすごい
そして初めて本が贈られて来たときに居た看守がすごくかっこよかった気がする


脱ぎかけのシャツと雨を全身に受ける広い背中からのキービジュアルカットがないことも衝撃だけど、おすすめする際に"脱獄"がネタバレになるのも衝撃
希望を持つことの素晴らしさを知ることができる映画だよ


初めて観たのはもう15年以上前になるのかな
DVDでは何回も観たけど映画館で観たのは2回目
1回目は8年くらい前の午前十時の映画祭
友達の元カレと出くわしてなんとなく気まずかったけど、お陰でよく覚えている
間違うことなき屈指の名作
また映画館で観たい


2020.1.7 TOHOシネマズ新宿
ぴよ美

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