マキッ

007/消されたライセンスのマキッのネタバレレビュー・内容・結末

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルはミスリード感
今回はバイオレンスが多めだった気がする。序盤のサメに食われた捜査官しかり、気圧で爆発させられたやつしかり。
序盤の捜査官は珍しくフラグを回収しないで幸せな結婚式をして終了かと思ったら、速攻で裏切られたなあ。でも殺されなかったのは意外だった。というか007シリーズは何故か舞台装置としてサメを使うの好きだな。
悪役はあからさまな悪役だった。権力を持ったマフィアの親玉的な感じ。最終的に序盤の捜査官からボンドがもらったライターでとどめを刺されたのは良かった。
ヒロインはどっちだと思いながら見ていたが、どっちかというとパイロットの方だったっぽい?最後麻薬工場に潜入して、ボンドを殺そうとしている相手が「殺してやる…」って言ったのに対して「あら、私のセリフを盗らないでよ」って言って速攻で銃ぶっ放していたのは非常に好き。
ライセンスは消されたっていうよりは剥奪されたっていう感じでしたね。消されたって言うから、もっと物騒な響きを連想していた。というか原題だとLicence to Killだからそのまま殺しのライセンスじゃんよ。revokeとかdelete的な意味合いは元々なかったのか。
後から知ったが、ラストで車が爆発する時の炎が人の手の形をしているとか、撮影中に事故が多かったとか何かと呪われているみたいな1作だったそうな。
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