ピッコロ

SWEET SIXTEENのピッコロのレビュー・感想・評価

SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)
4.0
16歳の誕生日

15歳。いろいろ、あるお年頃。
悪いことを覚え始めるのも、この頃から・・・。
善悪の判断よりも、楽しいことが優先。
世界が広く見えた15歳。
あの頃は、最強だったな・・・。

15歳のリアムは、もう少しで出所する母親と暮らすために家を買おうとするが、それには、大金が必要で・・・。
なので、ヤクの売人から盗んだ麻薬を、売りさばいていく。

彼は、ただ普通に暮らしたいだけ。
だけど、現実は、そう簡単にはいかない。
殴られて、蹴られて、ボロボロになっても、彼には、たった一つの夢のため、血反吐を吐いても、ひたすら前を向いて駆け抜けていく。

そんな彼の姿を見て、心がヒリヒリする。

つかんだ夢が、一瞬で消え、また、チャンスが巡ってくるが、それには悲しい試練もあって・・・。
で、ようやく・・・と思ったら・・・。

"愛してる!"
その想いが、届く日は・・・。
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