予定説もの。アジャストメントとかプリデスティネーションとか。定期的にあるんやろうね。どれも結論ありき感が否めない。予定説を信じる人の「そう合ってほしいエンディング」にノレない人はまるでノレなかろう。BGMもなんかチープなのよねぇ。
訪れる大災害と比較して、直面する出来事が小さすぎてリアル。普通の石油堀りが突然宇宙に飛ばされて隕石に爆弾埋め込むみたいな事は起きない。それぞれが突発的に行動し、突発的に不幸に巻き込まれ、予定説を信じる人にとってはウレションなラストを迎える。選ばれし白人2名。なんと傲慢なことでしょう。映像的になんとかスケール感を捏造しようとしているところはまぁ。評価できる。かも。かも。無理か。真面目に見たら鼻につくけど、ここまで予定調和だとなんかこっちが悪い気になるというか。これが見たい人にとってはこれが見たいんだろうという意味で、そもそも僕向きじゃない。お話として破綻してるわけじゃないだけで十分です。
