深夜1時から鑑賞を始めて、終わる頃には鳥たちの囀りが聞こえてきた🦜。しかし映像に漲る創造性と緊張感にウトウトする暇もなく、あのマーロン・ブランド演じるカーツ大佐の呟きで幕となった🧐
諸般の事情で最初の公開時にカットされた、フランス人🇫🇷入植一族のお話、そして慰問後のプレイメート👯の悲惨なエピソードは本作で初見だったが、新たなエピソードが加わっても弛緩することなく、物語の深みが増して面白い。
マーティン・シーン演じるウィラード大尉のベトナム戦争を通じたこの世の地獄巡り☠️。「ゴッドファーザー」で巨万の富を得たコッポラ監督の畢生の大作は、途中幾度も製作中止の危機に見舞われるが、凄まじいクリエイターとしての才覚をもって完成(この辺りは「ハートオブダークネス」に詳しく描写)。
何度見てもキャラが突出しているギルゴア中佐😆素晴らしすぎる！CGもない一発勝負の本番で、あの武装ヘリの乱舞、爆撃と炎🔥、そして迫撃砲の砲撃を浴びながら仁王立ちでサーフィン🏄♀️の波を調べる🌊中佐！サイコーっス😆
ギルゴア中佐のエピソードにコッポラ監督が角川春樹ばりに出演しているのを、今回初めて知りました😆 ギルゴア中佐って「将軍たちの夜」に出ていたピーター・オトゥール演じる変態将軍ダンツにキャラが被る🦹
その後も虎ちゃん🐯やら、プレイメイト慰問😘やら、ありとあらゆる恐怖と矛盾とプレッシャーがウィラード様御一行に襲いかかる😨途中ラジオから流れるローリングストーンズのサティスファクション！がやっぱりイケてる🎸
しかしあんな地獄巡りの旅していたらドラッグに耽るか、日常感覚を麻痺させないと正気は保てないと思う😨そして、カーツ帝国に捕縛された後の、あの重いエンディング…💀
このエンディングとは別の、今は何故か封印されている、名画座で観た木っ端微塵に吹き飛び炎の中に消えていくカーツ帝国のシーンをもう一度映画として観てみたい🔥（YouTubeでは鑑賞可です😨)
任務を果たし茫然とした表情のマーティン・シーン…この蝋燭の焔が消えていくようなエンディングを観たのち、映画の冒頭を何気なく観たら、まるでメビウスの環のように繋がっているのに総毛立った。あの「アラビアのロレンス」へのオマージュなのか…🎬
因みにデビュー間もない頃のハリソン・フォードも諜報部将校としてチョイ出演。ハリソンをウィラード大尉役とする案もあったそうだけど「スターウォーズ」と撮影がバッティングした為に断念したとか😃映画界のifに想いを巡らすのも、また楽しいっスねー😆
