長い。
とても長い。
しかも特別完全版202分。
よく頑張ったと思う。
何故か近所のゲオに普通版は置いてなかった…
しかしとても面白い。
ちょっとこれは異色の戦争映画だ。
フランシスコ・フォード・コッポラ監督。1970年、ベトナム戦争後期。ウィラード大尉は、要人暗殺の秘密作戦の実績を買われて、軍上層部に呼び出され、元グリーンベレー隊長のカーツ大佐の暗殺指令を受ける。カーツは、軍の命令を無視して暴走し、カンボジアのジャングルの中に独立王国を築いていた………
ウィラードは、海軍のボートで河川から乗組員に目的地を知らせぬままカーツの元に向かう。長旅だ。やがてカーツの王国に近づくにつれて、ウィラード自身も少しずつ心の平衡を保てなくなってゆく…
BGMのドアーズの「ジ・エンド」が印象的的だ。
アメリカ側におけるベトナム戦争のいい加減さを強調し、ベトナム戦争の暴力や狂気を独特なタッチで描いている。
そして視覚的には、なんというか怪しいほど美しい。
賛否両論あるが、重要な作品だと思う。