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はだしのゲンのOSHOのレビュー・感想・評価

はだしのゲン(1983年製作の映画)
3.5
78回目の広島原爆の日(8月6日)ということで、広島の原爆を描いた『はだしのゲン』を観てみた。
原作も含めまったくの初見。

反戦映画だし、Wikipediaによれば、漫画『はだしのゲン』原作者の中沢啓治さんが、アニメ化にあたり、脚本を書いた上に、一部私財も出した…というくらい思い入れがあった映画らしい。

そういう意味では評価しないとだけど、アニメ映画としてのクオリティは(1983年制作ということを差し引いても)決して高くない。

ただ、とにかく原爆投下のシーンはすさましく、原爆の悲惨さが心に直に通じるものがあった。
そして、放射能など、その後の悲惨さもしっかり描いている。

原爆投下地点の近くにいて、なんで主人公のゲンとお母さんだけはきれいな服装のままなんだろうということは気になったけど、
日本人として、観て良かった映画でした。
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