VHSで鑑賞

カッケェに決まってるだろ

「今夜はロンドンとセックスしよう。2001年にもそうあることを祈って。恐るべき神の傲慢さは消え去った。舗道の割れ目で泣き叫ぶ貧しい魂にやさしくあれ。彼らに肉体はないのだから。新たなる種類の人間が冷戦に終わりを告げる。」

■INTRODUCTION
Syd Barrettが在籍していた初期Pink Floydの姿を捉えた映像作品『London 66-67』。Peter Whiteheadが手掛けた60～70年代のサブカルチャーを描いたフィルム『Tonite Let's Make Love In London (Swinging London)』のために録音された「Interstellar Overdrive」「Nick's Boogie」の、チェルシー／サウンド・テクニクス・スタジオでの67年1月のセッションの模様などが収録されている。UFO Nightclub(London 1966)でのライブや、Soft Machine、Pretty Things、Velvet Underground、他40ものバンドと共に参加したAlexandra Palaceで行われた67年4月の伝説的チャリティギグ「14 Hour Technicolor Dreams Extravaganza」（John Lennonの姿も見られる）の映像なども含まれている。

『HMV & BOOKS ONLINE』2005/08/16 から抜粋／修正

ドキュメンタリー作家ピーター・ホワイトヘッドが、60年代末のロンドンを切り取ったドキュメンタリー。ピンク・フロイド、ソフト・マシーン、ジョンズ・チルドレン(マーク・ボラン)、アレクシス・コーナーなどのミュージシャン、詩人のマイケル・ホロヴィッツ、前衛音楽のロン・ギーシン、前衛アーティストの小野洋子などが出演。ヨーコと正式に出会う以前のジョン・レノンも登場する。

『映画.com』より

Well it’s June and I’d like to just say this before the cruelty of time takes us to the heat of July. Though these mates say it’s on the dark side of the moon, I can clearly see yours on your brightest and most invaluably gorgeous side: Happy Pride Month🦄🌈🏳️‍🌈

やはり「狂気」の全詩を手掛けた中心人物ロジャー・ウォーターズがいないのが何とも残念。
しかし「狂気」全曲が納められているライブ映像は恐らくこれが最初で最後かも。

ピンク・フロイドのファンではない人も、ロックの歴史的遺産として観てみる価値あり！
壮大で迫力あるライブが堪能できる。もちろん、「狂気」だけでなく他も見応えあり。

Pink Floydファンだとしたら買わない理由が見当たらない作品だ。

シドが亡くなった年に、ようやくDVD化され世の人が気軽に鑑賞できるようになったのは、何だか感慨深い。