クリーム

セルビアン・フィルムのクリームのレビュー・感想・評価

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)
3.9
これは、桁違いのヤバい映画。ずっとエロ、グロが続き、映画と解っていても吐き気を催す問題作。絶対オススメは、しません!倫理観ゼロ。不快感MAX。良くこんな映画作ったと思います。2012年に日本で劇場公開されるもあまりの過激さに封印された禁断の鬼畜映画。
元売れっ子ポルノ男優のミロシュは、家族の為、高額のギャラを条件に怪しい監督ヴックミルと内容を把握しないまま、契約を結んでしまった。彼を待っていたのは悪夢と狂気への入口だった。

※セルビア周辺は、民族紛争、虐殺がありました。今のセルビア共和国となったのは2006年。長い動乱を背景に独裁者や国家から蹂躙・虐待されている事のメタファーがこの作品の本質なのだそうです。




ネタバレ↓




冒頭、ポルノ映画かと思う描写ですが、メッセージ性があり、映像もちゃんとしています。ただの残虐悪趣味な映画ではありません。が、あまりに残虐なシーンが過激過ぎて、物凄く心が消耗しました。
主人公のミロシュは、ヴックミルとの契約で、女を殴りながらや子供の観ている前で等を要求され、仕事を断る事に決めます。が、性欲促進剤や覚醒剤を投与され、意識が飛びます。起きたら血だらけで、家族はおらず、3日程経っていた。 この3日間の行動を思い出して行きます。意識のない間も撮影は、続行されていました。現場に戻り撮影テープを盗み出し、自分で思い出したりテープで知ったりする構成です。
産まれたばかりの赤ん坊による新しいジャンル、新生児ポルノだと言って何やらやっているのを見せられたり(ボカシが入るので何となくしか解りません)、女性を犯して殴り、ナタでめった切りにして殺す自分の姿や犯されている自分。紹介者の女性は組織により歯を抜かれ、口でご奉仕させられ気を失っていました。
そして、ラストは最悪のシナリオ。シートを被された女性と子供を犯す自分、子供を犯している時に隣で男が女性を犯す。マスクを取ると兄だった。シートを剥がすと妻と息子だった。ミロシュは、周りの撮影者達を皆殺しに妻はミロシュの兄を殺害。自宅に帰り3人でベッドに横たわり銃で自殺。それを撮影する監督。おしまい。
新生児ポルノは生まれたときから搾取されている事を表していて、ヴックミルが最後に「これがセルビアの幸せな家族だ!」 と言うのは、本人の意志と関係なく、したくない事をさせられ、弱者は理由もわからず搾取され続ける、それが幸せの形だと。訴えているのだそうです。にしもここまで過激にしたら、沢山の人は観ないよ。私は、耐性はあるし、倫理観もオフにして観る事が出来るけど、これは流石にキツかった。一生涯忘れられない映画となりました。

⚽杯
🇯🇵🇨🇷0-1
🇯🇵やっぱりですね。せっかく、🇩🇪に勝ってもこれじゃあね。恐らくグループステージ敗退ですね。皆、頑張ってましたけど、仕方ない。気を取り直して、🇪🇸戦どこまで行けるか?🇪🇸も勝ちに来ますからね😞
🇧🇪🇲🇦0-2
あ~あ🇧🇪、次で代表のヴィツエルは見納めかぁ😭FIFAランク2位が謎過ぎる。
🇭🇷🇨🇦4-1
🇭🇷は、モドリッチが初戦の悪い所を全て修正してきて、🇭🇷らしさが戻って来た。
🇪🇸🇩🇪1-1
面白い試合でした。🇪🇸の若手が優秀過ぎる。今日はダニ·オルモとウナイ·シモンが特に◎。🇩🇪はキミッヒが完全マークされてたけど、ゴレツカ、ムシアラ辺りが良かった。
🇯🇵も🇧🇪も崖っぷち。ワールドカップって難しい。🇯🇵そして、ヨーロッパ勢、頑張れ。
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