tyapioka

ドラゴンボール EVOLUTIONのtyapiokaのレビュー・感想・評価

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)
2.3
説明不足な世界観に、積み重ねのない絆、重みのない教えと脚本に難がある。原作からビジュアルを変更するのは実写化なら賛成だが、それは格好よくなる場合のみ。衣装のチープさと大猿、神龍はがっかり。ブルマは青髪にしなくてよかったと思う。妙な可愛らしさがあった。謎の東洋感とダサいモーション、駆け足なアクションも確かにひどいが、割と王道な展開で1分1秒すべてつまらないというほどではない。最初のナードからの強さ披露などベタだが、撮影の仕方もまあまあ面白かった。むしろビームの撃ち合いの方が迫力がなかった。ハリウッドがドラゴンボールのどこを気に入るのかがわかったのは楽しかった。大猿への変身、封印、7つの宝を集める冒険、気、宇宙人的な敵、大きくなるバイク。しかし、ドラゴンボールではないし、ドラゴンボール要素が足を引っ張ってることもあるように感じた。下手なアベンジャーズという印象。
tyapioka

tyapioka