リグレット

いつか晴れた日にのリグレットのレビュー・感想・評価

いつか晴れた日に(1995年製作の映画)
4.0
天真爛漫、恋に対しても奔放な妹はその反面傷つきやすく、恋によって心も体もボロボロに。
一方堅実な姉は己の気持ちを押し殺して相手の幸せを祈ると口では言っても心の奥底では誰にも打ち明けられない自分の気持ちに苦悩する。
今よりも地や名誉、風習などが重んじられた時代、それでも懸命に生きる女性たちを生き生きと描いたジェーン・オースティンの原作。そしてアジア系の監督が描いたとは思えない完璧なあの時代の英国の世界観などアン・リーのハリウッドデビュー作にして出世作。
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