ダイゴロウ

祇園囃子のダイゴロウのレビュー・感想・評価

祇園囃子(1953年製作の映画)
3.9
溝口健二監督作品。

芸者という厳しい身の上で、男たちに搾取されながらも力強く生きていく女性が描かれる。

溝口健二監督作品って、搾取されたり、自己犠牲を払う儚い女性が印象的な作品がとにかく多いと思う。

本作の2人の寄り添い合うような関係性は、儚くも美しい余韻を残してくれる。