フレデリック・ワイズマン監督作品。
アメリカの少年裁判所(少年犯罪を対象とする特別裁判所)にて撮影された作品。
脅されていたから無実だと訴える青年、父親から性的虐待を受けたと思われる少女、幼児に性>>続きを読む
映画館にて鑑賞。
テレンス・マリック監督作品。
公開から50年の時を経て日本の劇場初公開となった本作は、多くの映画作品に影響を与えたロードムービーらしい。
なお、『地獄の逃避行』という元々の邦題は>>続きを読む
実現しなかった映画、ホドロフスキー版『DUNE』に携わった人物たちの証言により構成されたドキュメンタリー作品。
夢のような計画を尋常ではない熱量を持って語るホドロフスキーの子供のような眼差しが強く印>>続きを読む
現状Disney+で鑑賞できるオズワルド作品3作品のうちのひとつ。(2025.3.1時点。)
権利関係のゴタゴタを乗り越えた94年ぶりのオズワルド新作は、2022年公開にして、白黒かつフィルムっぽい>>続きを読む
(配信にあった)フレデリック・ワイズマン監督作品。
とあるボクシングジムに密着した作品。
ただただボクシングジムの様子を映しただけの作品なので、ウィットにとんだ会話などがアクセントになることが多い監>>続きを読む
映画館にて鑑賞。
もう少しボブ・ディランに関する知識を付けてから観た方が、楽しめる場面が多かったのだろうと思う。力作なだけに少し勿体ない鑑賞だったかもしれない。
ボブ・ディランについては、小説『ア>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画館にて鑑賞。
2025年アカデミー作品賞に輝いた作品。
セックスワーカーのシンデレラストーリーだと聞いていたので、『プリティ・ウーマン』のようなラブコメ作品かと勝手に予想していたが、良い意味で期>>続きを読む
『ANORA アノーラ』の予習で鑑賞したショーン・ベイカー監督作品。
安いモーテルでその日暮らしをする母娘を描く。
苦しい大人の事情を理解せず自由気ままに遊び回る子供たちがまぶしい。
(いささか他人>>続きを読む
デヴィット・リンチ監督のハートフルなロードムービー作品。
(『マルホランド・ドライブ』に続き、同監督作品の鑑賞は2作品目。)
喧嘩別れになってしまっている兄に会うため、老人が芝刈り機で500km以上>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
邦題『クレイマー、クレイマー』の意味するところがよく分かっていなかったが、原題には「vs.」が入っていて、ようやく腑に落ちた。
家事と育児を妻に押しつけて、仕事にばかりかまけていた夫が、家庭の破局に>>続きを読む
Netflixでの新作の予習も兼ねて懐かしのシリーズを鑑賞。
シリーズ初の長編映画。(2025.2時点でサブスク配信されているのが本作ぐらい。)
ストップモーションのアニメーションが最高に可愛くて楽>>続きを読む
グロテスクで目を背けたくなるSFホラー映画でありながら、切ないラブロマンス映画でもある。
個人的にホラー映画は苦手であるが、幽霊などの得体の知れない存在が恐ろしいのであって、本作の彼には恐怖というよ>>続きを読む
自分がティム・バートン版の『チャーリーとチョコレート工場』しか観ていないからか、ウォンカが余りにも別人過ぎた…。(『夢のチョコレート工場』もいずれ観ます。)
そもそもウォンカの父親が歯医者で、お菓子>>続きを読む
ティム・バートン監督作品。
同監督の『スウィニー・トッド』みたいな暗い色彩のややグロテスクな作品を覚悟していた(故に鑑賞を後回しにいしていた)が、寧ろ色鮮やかで"ハートフル風"な観やすい作品だった。>>続きを読む
非常に楽しみだった北野武監督作品…。
前半はシリアス気味なヤクザ映画で、後半はその内容のセルフパロディコントのようなものを流すという、変わった構成の作品。
構成こそ斬新で面白いものの、期待していた監>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画館にて鑑賞。
火曜日だけ会える不倫関係を続ける女・絹子をクノ真季子が熱演。
クールで格好良い女性にも少し抜けている女性にも見える、絶妙なバランスの演技が印象に残る。
不倫相手役・公平を演じる小>>続きを読む
フレデリック・ワイズマン監督作品。
東西対立時代のNATOの軍事演習に密着したドキュメンタリー映画。
ドイツの田舎の風景を戦車が走る画は良し。
私道を地元民に阻まれ引き返す姿や、ドイツ軍通訳に「ハ>>続きを読む
クレヨンしんちゃんの記念すべき劇場版1作目。
自分の応援しているヒーローと共闘できるなんて、子供にとって夢以外のなんでもない!
アクション仮面はイマイチ活躍しない印象もあったので、本作の真っ正面か>>続きを読む
濱口竜介監督作品。
同監督の『PASSION』『親密さ』にも通ずる、そもそも会話自体が面白いタイプの作品。
中編3話からなるオムニバス形式の作品であるが、2話が真っ正直に胸糞悪く感じてしまった。(あ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
初めて鑑賞したデヴィット・リンチ監督作品。
謎が謎を呼ぶ展開に引き込まれ、食い入るように見入ってしまう。
不穏な空気の演出が冴えていて、緊張感のあるシーンも多いが、シュールな面白さにも溢れていて、鑑>>続きを読む
ドウェイン・ジョンソンとケヴィン・ハートがダブル主演のドタバタアクションコメディ。(2人が共演する『ジュマンジ』以前の作品。)
元々いじめられていた男の子が強くなって大暴れするという大筋から気持ちが>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画館にて鑑賞。『ラストマイル』の塚原あゆ子監督、『カルテット』『花束みたいな恋をした』『怪物』の坂元裕二脚本の恋愛映画。
タイムトラベルというSF要素が入っているにも関わらず、あまりにも大雑把で粗>>続きを読む
ジャン・ルノワール監督作品。
何がゲームで何が規則なのか自分には分からなかったけど、すごく印象的な作品だった。
多種多様な職業や立場の男女が一堂に会し、わちゃわちゃと好き勝手に暴れまわる、なかなかに>>続きを読む
フレデリック・ワイズマン監督のドキュメンタリー作品。
今回の被写体はベネディクト会エッセネ派の人々。
今回の被写体が地味であるため、俗っぽく言えばドキュメンタリーとして盛り上がりには欠ける印象がある>>続きを読む
押井守監督の『うる星やつら』劇場版シリーズ第2作目。
『うる星やつら』未学習(劇場版1作目も未鑑賞)であったが、登場人物の個性は分かりやすく、さほど問題にはならなかった気がする。(キャラへの愛着はあ>>続きを読む
フレデリック・ワイズマン監督の処女作であり、上映差止めの裁判命令により、1991年まで一般上映が禁止されていた問題作にして代表作。
アメリカの州立刑務所矯正院(精神異常犯罪者のための矯正施設)の実態>>続きを読む
フレデリック・ワイズマン監督作品。
アメリカの高校を映すドキュメンタリー作品。相変わらず作為的な演出は皆無。
権威主義甚だしい教師と自分の考えを主張する生徒たち。
生徒一人一人が一介の人間であるのと>>続きを読む
忍たま乱太郎シリーズ初の劇場版(2025.2時点で全3作品)。
劇場版シリーズで一番懐かしく思えた作品。
自分が幼少の時分に観ていたテレビ版の雰囲気まんまの作品で、オープニングから懐かしさで胸一杯に>>続きを読む
手書きアニメーション映画で以前としてNo.1の興行収入を誇る(たぶん)傑作。
最初の演出から最後のシーンまで、とにかく力の入っている印象を与える。
子供の頃、ティモンとプンバァが好きすぎて、彼らのテ>>続きを読む
はじめて鑑賞した坪川拓史監督作品。
博物館に勤める野田(西島秀俊)が、遺跡出土品の調査のため、廃校になる母校を訪れる。
時間がゆったりと丁寧に流れる作品で、校長先生や恩師となる先生は勿論、祭りに向>>続きを読む
フランシス・フォード・コッポラ監督の『地獄の黙示録』のフィリピンでの地獄のような撮影の様子を、コッポラの妻のエレノアらがドキュメントとしてまとめた作品。
改めて『地獄の黙示録』を鑑賞したくなる。
あ>>続きを読む
フレデリック・ワイズマン監督初鑑賞。
とある病院のICUにおける死が迫る患者たちに対する終末期医療を映す、約6時間にも及ぶドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリー映画における制作側の作為的な演出は苦>>続きを読む
映画館にて鑑賞。
多くは語れないが、色々忘れてしまっていたことが悔やまれる…。
取り敢えずテレビアニメ版も追いかけていきたいと思う。
『エヴァンゲリオン』などの「スタジオカラー」とガンダムシリーズの>>続きを読む
忍たま乱太郎シリーズの劇場版2作目。
『最強の軍師』で懐かしく思ったため、同シリーズの劇場版を鑑賞。
人気シリーズながら、アニメの劇場版は最新作を含めて3作しかないようなので、なかなか貴重な作品だと思>>続きを読む
ドラマ『HiGH&LOW』の劇場版。
ドラマ未鑑賞。ドラマの総集編に近い『ROAD TO HiGH&LOW』は鑑賞済み。
いまいち好かない敵チームが出現したことにより、村山とコブラのタイマンなど、S>>続きを読む
ギヨーム・ブラック監督作品。
同監督の鑑賞済みの作品の中で一番好みだったように思う。
心優しいシェリフと生真面目なエドゥアールが、自分本位気味なフェリックスの急なサプライズ旅に同行することになる。>>続きを読む