Risa

祇園囃子のRisaのレビュー・感想・評価

祇園囃子(1953年製作の映画)
4.0
好きでもない男のものになんかなりたくない!!と反発し頑なに拒むが、「金銭問題」「男の欲望」「権力関係」などの問題から、結局は身を任すしかなくなってしまう…といった花街で生きる女性の哀しみを描いている作品…

なので、全編的には切ない話ではある。
ラストは少し残酷さも感じるのだけども…

だけども

現実を受け入れるしかないがこれからも力強く生きよう!とする美代春と美代栄の美しさに、そしてその師弟愛の美しさに不思議と感動する…。



とにかくこの作品は女性か美しい。
モノクロだからか肌の白さが際立つのと
着物が輝きを放っている…。
そしてうなじ!なんて色っぽいの。

美代春(木暮実千代)の艶っぽさに
同性の私でもノックアウト。
動作のひとつひとつが品性を漂わせている…

ああ〜美しい…
なぜ昔の女優さんはこうも気品があるのだろうか。ね。
Risa

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