後にシリーズ化もされているカルトホラーの記念すべき第1作目(1987年)。
夫婦が新しい家にお引越し。そこで怪我した夫の血がしたたり落ちて妻の過去の不倫相手であり、夫の兄が復活。
ネバ~~~ッ、ジド~~ッ、グチョグチョ~~って感じでかなり気色悪い復活シーンでいきなり映像のインパクトが凄い。
ほぼゾンビ(骨、内臓丸見え)の男は他の人間(生贄)から生気を吸い取ると完全復活できるらしい。この男の為に色目を使って妻はスケベ男達を誘い入れ殺戮を繰り返す。そこに夫や娘も絡んで色々起こる話。
で、肝心のピンヘッド(顔中に釘刺さってる例のジャケットの人)はいつ登場するのかと思ったら結構後半。彼だけかと思ったら他にも不気味な3体が登場。彼らは神でも悪魔でもない存在とのことでどうやら魔導士らしい…
コレ、「ベルセルク」の"ゴッドハンド"そのまんまじゃんと思いました…
見た目も存在も謎めいたところも全て似ています。
で、気になって調べたらやはりベルセルクに影響を与えていたそうです。
血が出たり釘や杭っぽいのが刺さったり、内臓らしき物が吊るされてたり、グロ描写強め。B級ホラー映画にもなりかねないけど、不気味さ・ストーリーの面白さ、濃すぎなキャラクター達のバランス感が絶妙で面白かった。
神か悪か分からない彼らの暴れっぷり、とてつもない力等をもう少し見たかったのが心残り…(最後があっけない)
後の作品も見て見たくなった。