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悪魔が夜来るのharuのレビュー・感想・評価

悪魔が夜来る(1942年製作の映画)
3.0
悪魔の倒し方。

ユーグ公の城内では、娘アンヌと騎士ルノーの結婚式が盛大に行われていた。ここでなぜかトラブルを起こしてやろうと、悪魔は手下のジルとドミニクを城に遣わす。ドミニクはルノーとユーグ公を誘惑し、二人はドミニクを巡って決闘することに。一方ジルはアンヌを誘惑するが、まさかの本気になってしまう。

初マルセル・カルネです。
なんだかとっつきやすそうだったのでチャレンジしましたが、素敵なおとぎ話でした。石にされても二人の愛は不滅です。その意味は、製作当時ドイツの占領下にあったフランスにおいて、「たとえ自由を奪われても、魂までは奪わせない!」という「悪魔」へ宣戦布告。しかしそれがなくても中世ファンタジーとして、良くできてるな〜と思いました。決闘のシーン、かっこよかったです。
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