ちろる

男はつらいよ 葛飾立志篇のちろるのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)
3.7
田舎から修学旅行生が寅さんを実の父だと勘違いしてとらやを訪ねてくる出てきたからもちろんおいちゃんおばちゃん大激怒!!
とにかくこのちょっとしか出てない桜田淳子がめちゃめちゃかわいい。
合同結婚式とやらで見知らぬ人と結婚した元アイドルのおばさんというとこしか認識がなかったけど、こんなに美人さんだったことに驚いてひっくり返りそうになったからアイドル時代の動画検索してさっきまでクッククックー🎵してました。
今回は母を亡くし天涯孤独なってしまったの不幸な生い立ちの原因が学が無いことだと聞き、そんなとき偶然とらやに下宿することになった美人大学教授に触発されて、まずはカタチからとメガネかけ始める寅さんに笑わせてもらいました。

中卒であり学もないことは、ある意味個性であり、寅さんらしさを司る持ち味なんだから気にしなきゃいいのに、変わり者の考古学教授を意識しちゃうところはほんとかわいいです。
ここらへんの寅さんのライバルもいい感じに寅さんと張り合える愛おしさを持っていて、キャラクターが全部魅力的です。
学問か結婚か、、、。どっちも取ればいいじゃんと側から見れば簡単に思っちゃうけど、考古学ともなるとそんなわけにはいかないのかもね。
同じ研究をできる相手なんてなかなか見つからないからなんか心残りな終わり方でした。
マドンナたちの色んな生き方もとっても参考になるのが「男はつらいよ」シリーズの見応えポイントだと思いました。
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