LEONkei

みんな誰かの愛しい人のLEONkeiのレビュー・感想・評価

みんな誰かの愛しい人(2004年製作の映画)
3.0
人は何かしらコンプレックスを持って生きているが、それを跳ね除ける事も誰にでもできる。

体型にコンプレックスを持ち黒しか着ず、父親や世間に冷めた感情を持つ思春期の女の子の話し。

コンプレックスは自分の中で苦しみ悩み葛藤するものだが、その理由の1つは他人と比較するから起こる心理とも言える。

自分が思うほど周囲は気にもせず、皆自分の事が精一杯で他人の事など無関心なもの。

考え方によってはコンプレックスを持っている事は世間との接触をまだ断ち切ってない状況で、だからこそ将来それが克服できるチャンスがあるとも言える。

世間から遮断した世界で誰にも気を使わず生きる事は楽なようで楽じゃなく、むしろ深い深い闇に潜り込むだけではないか。

どう克服すればいいか?
それは自分の気持ちを抑えず、好きな事やりたい事をとりあえずコツコツとやっているだけで十分。

コンプレックスは突然、解き放たれるもの…(u_u)
LEONkei

LEONkei