LEONkei

乙女の星のLEONkeiのレビュー・感想・評価

乙女の星(1945年製作の映画)
3.5
純粋で美しく穢れのないココロは上品で繊細、だからこそ傷つきやすく脆い…、いのち短し恋せよ乙女。

恋をするから月や星が美しく見え、恋をするから月や星が悲しく見える。

見えないものが見え、見えるものが見えなくなるのも恋したからなのかも知れない。


現世に蘇る若きパントマイミスト〝ジャック・タチ〟演じる白い狩人は出過ぎず控えめに立ち振る舞い、気品と絶妙なタイミングで弄びながら主張し映画を一段階ギアをあげる存在感。


エクトールの『はぁぁぁぁぁっ!』は癖になる絶叫。


最も謙虚な星は、最も暗い夜に一番輝く..★,
LEONkei

LEONkei