色々な意味を含め令和版らしい『ゴジラ-1.0』は老若男女家族全員で楽しめるココロに柔和な印象。
時代性の創作だとしても在るものが無く無いものが在る違和感は否めない、突っ込みたい所は多々あるが70周年記念作品なら控えたい。
映像に特段の新鮮味はないが限られた時間と予算でコスパの良さは素晴らしいが街並みなど建造物描写は物足りない、脚本や俳優と肝心の人間が設定の限界か物語に追いつかず朝の連続テレビ小説を観ているような錯覚がする。
何に対し怒っているのか…。
荒々しく刺々しい山岳は人間が踏み込んでは行けない領域に達した罰として、無情にも破壊神となって君臨し怒りの矛先は全人類に向けられているテーゼがあった1954年版。
単なる娯楽作品だとしても背骨が抜かれた軟体動物ウミウシの様に柔い..★,