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栗山大膳のアップルのレビュー・感想・評価

栗山大膳(1936年製作の映画)
3.0
大河内傳次郎主演の時代劇映画です。福岡藩士の通称栗山大膳は主君の黒田忠之の乱行に胸を痛めていました。忠之は愛妾のお秀の妖笑にめろめろになっていました。お秀の方を演じているのは入江たか子でした。美しいっちゃ美しいけどお歯黒をつけた口でにたりと笑う姿に背筋が寒くなります。さすが後の化け猫女優だなと感じました。お話自体は黒田騒動の事件を予め知ってる人が観てね~って感じで予備知識がないままに観ると面白くないかもです。主水がとても嫌な奴でした。情けに対して裏切りで返す。殺陣の場面で刀がきらりと一瞬光ったの良かった。
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