みむさん

レッド・ライディング I :1974のみむさんのレビュー・感想・評価

4.0
これ面白いな。
イギリスの作家デイヴィッド・ピースの犯罪小説シリーズ「ヨークシャー四部作」、これは一作目「1974 ジョーカー」の映画化(TV映画)。

「キンキーブーツ」のジュリアン・ジャロルド監督、アンドリュー・ガーフィールド、レベッカ・ホール、ショーン・ビーン共演。

少女が遺体で発見され、新聞記者のエディが一発逆転スクープ狙いで事件の調査をする…という話。

アンドリュー演じるエディ、あまり良い記者ではないようで、悪態はつくわ、金に汚いわ、女性に手を出すわで、こいつ絶対マズイことになるんじゃないかと嫌な予感はプンプンする。

少しチャラいなと思っていたエディ、どんどんドツボにはまっていく。演じるガーフィールドが良い。根拠の薄い自信と欲から生まれる行動力から狂気と正気の無さまで。
陰鬱な雰囲気、ヨークシャーの闇の部分と裏の姿。白鳥の翼が縫い付けられたアレ。

これ原作は4部作だが、映画は三部作。映画の2作目が原作の2作目3作目に相当するみたい。

一応一作目として話は終わってはいるが、それにしてもあんな終わり方😵

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