海底地震による大津波で転覆してしまった豪華客船ポセイドン号を舞台に、生死を賭けた脱出劇を描いたパニック映画。
これはすごい・・・
パニック映画の金字塔と言われるだけありますね。
実写による映像は近年のCGに頼りきった作品よりもずっとスリリングで、押し寄せる海水、迫り来る恐怖の中で繰り広げられる生死をかけた人間ドラマも見応えあり。
皆を先導する型破りな牧師さんを始め、それぞれのキャラクターがしっかりと描かれていて、私が特に好きなのは騒がず動じず皆を励ます雑貨商のマーチンさん。ジャージで船内ウォーキングする登場シーンでは変なおじさんだなぁ…と小バカに思ってたことを謝りたい(笑)
中年夫婦の絆にもほろり。
｢私たちが最後に"I love you"って言ったのはいつかしら？｣
｢20年前？いや、昨日だったかな｣
今年の午前10時の映画祭に加わってくれて感謝です＊
