んぎ

ゴールデン・エイティーズのんぎのレビュー・感想・評価

ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)
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アケルマンの撮ったミュージカルと聞いて想像もつかなかったが、思っていた以上にポップで軽やか。まるでロメールのような放埒さ、とも形容できる。歌唱パートは同時代的な流行歌然としたサウンドが多めなのも不思議な違和感があった。それと対比されるかのような静の演出(靴音の響きだったり、淫靡なライティングによって異様な光景と化した男女のカットバックだったり)には"らしさ"も感じたが、全体としていまいち没入できないまま駆け抜けていった。
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