しがやす

鳥のしがやすのレビュー・感想・評価

(1963年製作の映画)
5.0
もう20年ほど前でしょうか。父親がレンタルビデオ屋で借りてきたこの作品を隣で観ていて、小さかった僕はあまりの恐ろしさにその辺にいる鳥が怖くなってしまった記憶があります。
よくわかんないうちに鳥がものっそい集団で襲ってきて、人が突っつき殺されまくる。それだけなんですが、それがどれだけ怖いかって。

でも、子供ながらに怖いけど見たい!続きが、結末が気になる!と思いながら最後まで観てしまった映画でもあります。
そう考えると、僕がパニック、ホラー好きになったきっかけの作品と言えるのかも知れません。そのくらい鮮烈な印象を受けました。そんな当時を思い出して5点。

フィクションの怪物も怖いけど、実在の生物を題材にしたもののほうがリアリティがあって怖い。そう思いませんか?

それと、変な副題が入った昨今のタイトルより、こういうシンプルなタイトルの方が内容が気になる。鑑賞意欲を掻き立てられるというものです。
邦題ってだいたいセンスないよね。
もう一度見たい映画。
しがやす

しがやす