Clara

それでも生きる子供たちへのClaraのレビュー・感想・評価

それでも生きる子供たちへ(2005年製作の映画)
4.2
7ヶ国を舞台にしたオムニバス。
少年兵、HIV、少年犯罪など現状をストレートに描いている。

開発と貧困層エリアの格差や、生きたいのに生きられない人と、生きられるのに死のうとする人を対比させて描く作品もある。
目の前の命を救わずに職務を全うすることで、心の病にかかり苦しみ続ける、ジャーナリストや国際機関職員などにみられやすい問題も描いていた。
どれも映像が美しく、リアリティも残っていて良かった。
かわいそうじゃなく、世界の現状を考える機会にしてほしい作品。
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