井上

フォー・ウェディングの井上のネタバレレビュー・内容・結末

フォー・ウェディング(1994年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

多くの結婚!寝坊!遅刻!優柔不断!な映画。ヒューに期待して見たけど、チャールズとキャリーに全く共感できなくて物語に入り込みにくかったってのが正直なところかな。
キャリーが男と何人寝たかって話をチャールズが聞くシーンだけ、唯一そこだけチャールズ良い奴やんってなった。普通、女のそんな話、男って聞きたいって思わないと思ってるから良い奴〜ってなったけど、想像以上に優柔不断すぎて好きになれなかった…
結婚の間に1つだけ挟まれる、葬式でのギャレスとマシューのシーンは印象に残った。「ギャレスは婚礼より葬式が好きでした。自分も主役になる可能性があるからと」ってセリフに激しく共感(笑)同性愛者で、愛し合ってるのに結婚できない彼らと、結婚できるのに躊躇してるチャールズたちが対照的に描かれてるという意見を見てなるほどと思った。
チャールズの優柔不断が招いた仕打ちは女からしたら本当に残酷だし、男性には申し訳ないけどここの辛さを男は分からないと思う。女って例え相手の女が嫌いでもその女が辛い目にあったら同情する生き物って聞いたことがあるから、フィオナが言ったこともわかる。
笑えたところは、チャールズが寝坊ばっかで遅刻しすぎで走ってる姿と、チャールズが弟にキャリーと会わせたときの手話で違うこと言って会話が成り立ってるところかな。
井上

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