ピュンピュン丸

二百三高地のピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

二百三高地(1980年製作の映画)
3.0
丹波哲郎扮する児玉源太郎が、二百三高地攻略に手こずる乃木希典(仲代達矢)の軍営に乗り込むところから、話は一気に面白くなる‼️

逆にいうと、それまではクソ映画で、特に、映画の休み時間に流れたのか、歌詞つきのさだまさしの『防人の詩』(教えてくだ~さい、...山は死にますか~♪)はしつこくて逆効果。エンディングだけでよかった。

別に演技がいいわけではないが、ストーリー上の役割として、最後に新沼謙治がもっていたのが笑える。

キャスティングは納得。三船敏郎の明治天皇、森繁久彌の伊藤博文など。

とにかく、圧巻は、丹波哲郎と仲代達矢の両名優が激突する瞬間の演技。男の深い友情が見事に伝わってくる。それだけが、素晴らしい‼️

それと、夏目雅子が美しい。