ぼの

山河遥かなりのぼののレビュー・感想・評価

山河遥かなり(1947年製作の映画)
4.2
瓦礫の街で沈黙する子供たち。
迫害され続けた子供たちは他者の善意すら理解できない。
救急車や赤十字すら恐怖の対象とはね…
戦争の一番の被害者はやっぱり無力な子供なんだなぁ。

半世紀前は異言語を話す人々=侵略者って認識だったんだろうか。
本筋からだいぶズレるが、英語って優れたツールなんだなぁとしみじみ感じた。

会えんの?会えねえの?って悶々とする105分。
それゆえラスト1分半は痺れた。
もうちょっと見せてくれよっていう余韻も良き哉。
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