ぶんぶん

博士の愛した数式のぶんぶんのネタバレレビュー・内容・結末

博士の愛した数式(2005年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

子役が吉岡秀隆の子供の頃に似過ぎ!
過去のシーンでどういう事?
一瞬だけど頭が真っ白になったぞ! 笑

事故の後遺症で
記憶が80分しか持たない数学者と
シングルマザーの家政婦とその息子10歳
なんにも起こらないちょっと不思議な話。

家政婦の息子、愛称はルート
数学の高校教師になり
担当を受け持つことになった生徒達に
自分の生い立ちや
数学を好きになった話をするんだけど
たまに映る教室の窓からの海が近い!
近すぎるだろ!どこなんだ?
山や河や滝もとても素敵な所だ。

映画やドラマでの数学者のイメージと違って
博士は偏屈でもなんでもなく
子供にとても優しく面倒見も良い人だ。
これまで独身でいたのも不思議。

浅丘ルリ子と寺尾聰の関係は謎だ。
旦那の弟と不倫してたのはわかるが
変な生活スタイル 謎。
旦那は亡くなってるんだから一緒に住めばいいのにね。
ちょっとそこが引っ掛かる謎の未亡人。

不倫の末に出来た子供を
産む勇気がなくてやめてしまったと
それで距離を取るようになったのか?
それにしても謎だ。


博士は少年野球の面倒もみるようになる
フライを取るのにぶつかったくらいで病院へ
監督もこんな事でと呆れていたけれど
深津絵里は義姉との関係を知ってしまった直後だったので博士をキツめに責める。
ヤキモチ焼いてやんのな〜

博士が自分のせいで責められた事がとても悲しかったと言うルートの優しい気持ち。
自分が悪かったときちんと謝る母。
息子にとっては博士は父親代わり以上の存在
とっても慕ってる。

みんな良い人 優しい世界。

そしてみんな寺尾聰大好きやんけ!
わかる!好きになっちゃうよね。いい人だもん。

オイラーの公式
数学苦手なんでよくわからんが
それを見て察する事が出来る義姉はスゴイ!
−1と0の違いはよくわからないけれど

ルートのおかげで
みんなで過ごせるようになって
博士の義姉や母親の心情はわからないけれど
ルートが博士との思い出を大切にしてて
懐かしむ気持ちは伝わってくる。

でもあとひと押し何かが足りんぜ。
ぶんぶん

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