ほ。


予備知識なしに観た。その前に東京駅で久々に崎陽軒のシュウマイ買った。醤油壺が好きで。小綺麗な売店いっぱい並んでる中でふと視線を上げめにしたら、多くの看板に「ＢＥＮＴＯ」。そっか、英語で弁当はベントーっていうんだ。。
さて、映画が始まった。音楽会場面から始まって、シューベルトっぽい人がいた。そしたら、シューベルトだった。この人が主役。頭もじゃもじゃのピアニストのほうは、あまり似てないけどもベートーヴェンだってさ。
シュー（マイ）とベントーに今日は縁があるなーって、、、駄洒落とかじゃなく本当に少しびっくりした。

映画のほうは、ほ。
ほほえましい感じでした。
プッチという名前のチワワが特に可愛いばかりで、低インパクトのまま終わっちゃうのかなと諦めてたら、、後半の、長女次女が “片づいた” 後の老夫婦（＋末娘）のシーンが、小津っぽ！！　そこが頂上！
「嫁ぐ」「家族」「恋のいろいろ」。うん、世界共通。。
それと、恋敵男子の歌声が良。ストーンズの隠れた名曲「The Singer Not The Song」（歌より歌手だ）って題を、思い出させた。クラシックよごめんなさい。

最後、シューベルトが自殺すんのかと思った。

史実と一番重なるのは、シューベルトが友達みんなから大切にされてたことかな。『アマデウス』よりもずっとずっと可愛い映画だった。当たり前か。
ほ！

［国立映画アーカイブ　“オーストリア映画特集”］

上映中に館内放送が3回鳴るトラブル。

オーストリア映画。シューベルトの伝記映画として、33年の同タイトル作品があるが、あちらはヴィリ・フォレスト監督、ヴァルター・ライシュ脚本だったが、本作はアルフレート・マリア・ウィルナーの戯曲『三人姉妹の館』を原作としており、リメイクとはいえない。それにしても、シューベルトはオーストリアの誇りであることがわかるし、薄幸の生涯だったことが、感動を呼ぶ。数々の名曲に彩られた作品。