Marrisonさんの映画レビュー・感想・評価

Marrison

Marrison

CGはイヤ。アメリカ映画は(古典系を除いて)できるだけ観ないようにしています。基本的には、劇場で近頃鑑賞した作品に限ってのレビューにしたいと思います。2016年秋~

生涯ベストは今のところ───①ローマの休日 ②ブラザーサン・シスタームーン ③赤い運動靴と金魚 ④悪魔のいけにえ ⑤パイパティローマ ⑥ベン・ハー ⑦東京物語 ⑧クローズアップ ⑨きっと、うまくいく ⑩少林サッカー(CGだけど)

映画(366)
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野戦看護婦(1953年製作の映画)

3.0

モダン目線的には、制服制帽のせいでCAみたいに映える美人さんが何人もいて……乳飲み子を残して出発する婦長(宮城千賀子さん)なんかが切なさの予感を掻き立て、敵地への到着後も整然と場面場面が進んでいく中、>>続きを読む

死闘の伝説(1963年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦終結までに連合国と枢軸国の諸国民全員が喧嘩両成敗ルールで粛々と死んじゃえばよかったのに。当時何十億人いたのか知らないけど、殺し合うなら最後までどうぞだ。────そんな荒い気持ちにもさせた>>続きを読む

母という名の女(2017年製作の映画)

4.3

不条理映画の佳作。レベルはぎりぎり。欠点一つが鮮やかで。
ぺたぺたと私たちに触れてくる感じのオンナたち。まさか本物の妊腹をさらしてくれるとは、ね。。
赤ん坊ふくめて演技者たちの活(い)かし方、すばらし
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.9

ほぼすべての字幕台詞が伝わりやすくて濃密で深くて切れよくて、まるで洗練された小説ばかりを書き慣れてる文学者が応酬させた会話だった。
病院を出た道端でのマシューとマリアの “尊敬/信頼/愛” のやりとり
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ネッド・ライフル(2014年製作の映画)

1.3

笑い飛ばせ!と叱咤してくれたホドロフスキーを一瞬か二瞬だけ思い出させた、がっかりノーベル詩人(の言い訳「漫談」)。彼役の演技はあいかわらず一本調子。
ゲス率100の父とピュアっぽの息子の再会ってところ
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フェイ・グリム(2006年製作の映画)

1.8

「フェイ」「……フェイ」と何度も“彼女“の名が発される冒頭。前作で垢抜けない若女子だったパーカー・ポージーが、非の打ちどころのない美貌のオトナ女子として映り込んでる。
ノーベル文学賞なんていう跳ねすぎ
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ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

4.5

少ない登場人物。空間移動も小。作りの若干下手なところも雑(ま)ざったが、タイトなままの二時間超だったよ。この映画はイケる。
男優らに文句ない。アメリカ人はさすがバド缶が似合うしね。
フェイ役パーカー・
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ラッキー(2017年製作の映画)

2.2

前半は好意的に受け取れたが、中盤の「酒場で口論」あたりから地味劇をむりやり盛り上げようとしてる痛さが。。  以後は、時々うるさいわりには催眠剤映画だった。
「ほほえみながら撃たれに来たオキナワの少女」
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.7

凡才が何となく作ってみただけの映画、って感じ。ちょっと綺麗なだけ。いくらか観れただけ。──────茸(だけ)の映画だけに、キノコで始まりキノコで終わった。これといった芸もなく。観た甲斐なし。ソフィアさ>>続きを読む

アイランド(2011年製作の映画)

3.5

特別出演者ホドロフスキーに「いい映画になれよ~」と魔法をかけてもらってスタートしたからには、良作モードで快速走行だね!
イラだちやすい善良でお疲れな夫。なだめ係の愛妻気質の妻。たやすくキスで滑らかさ調
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フェイス・ダウン(2015年製作の映画)

1.6

パスポート~砂浜~ラストの唖然、のせつなさはイイ。実在男性から打ち明けられたという実話のそこらへんをこそ描きたくて映画作りしたわけね? だったら、そういうラストから「逆算」してもっと全体に脚色力を発揮>>続きを読む

ラスティー・ボーイズ 〜ビバ老後!〜(2017年製作の映画)

1.8

なぜそうまでして老人ホームを出たがる? 「不満」にせよ「こだわり」にせよ「わがまま」にせよもっと時間かけて前半に丁寧に描いて切実さとして私たちに伝えないと、すべてはゴッコ遊び(茶番)に見えちゃう。「シ>>続きを読む

マッド・メアリー(2016年製作の映画)

2.0

女同士の友情と(普遍的な意味での)自分探しをヴィヴィッドに描いた生臭いゴツゴツの佳作、と思いきや、、、、起承転結じゃなく「起・承・乱・不結」。
一義的にレスピアン目覚め映画だってことを、正々堂々もっと
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

2.9

★天使の私からの感想★

アンネリ、何を着てても洋菓子みたいだった。
オンネリ、白鵬にちょっと似てた。
二人とも可愛かった。


★悪魔の私からの感想★

アイスクリーム売りの好青年だけが行動理由(リ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.5

ダンスの時の足、に尽きる。
この美しい映画は、幸せになれなかった女性たち(例えばジェルソミーナ!)の亡霊にしなやかに支えられてる。
夫婦で睦まじく詩人をやってた病弱だったエリザベス・ブラウニング(夫ロ
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

4.1

めっちゃリラックスしながら観れてるのに、眠くなんかゼンゼンならなくて、アルファ波!な作品。

山崎努さんの顔がおいしそうだった。アジの干物よりも。
樹木希林さんが完璧以上の仙女であるのはいうまでもない
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榎田貿易堂(2017年製作の映画)

1.0

せめて珍宝館の場面ぐらいは好きって言ったげたいけど、、、こんなくだらない邦餓のどん底に二時間つきあうよりも実際に珍宝館で五分間過ごした方がはるかに楽しいと思う。
看板の「夏」が落下したっていうとこ、い
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愛情萬歳(1994年製作の映画)

3.7

バッテリー上がってパニくって思わず空き物件へと駆け戻ろうとして何十回目かの横断禁止標示無視でとうとう捕まって360元の罰金くらったからって、そんなに泣かないでよ女子!

というわけで、天才監督にとって
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万引き家族(2018年製作の映画)

2.0

面白そうなのは原案だけ。映画としてはやや失敗。

失敗の原因❶ 夫婦役の演技が(終盤以外)バツ。見かけと行動だけで充分「やさぐれてる」のに、わざわざ万引き家族感を強調しようとして「やさぐれた喋り方」に
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2017年製作の映画)

3.2

栄倉奈々さんのスタートダッシュな死んだふり連射にけっこー毎回けらけらっ。ワニよかったし、夫・安田顕さんの返しも嬉し。映画にくすぐられてるみたくmyお腹がずっと笑ってた前半。ベートーヴェン「月光」にまで>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.6

瞳じゅわじゅわじゅわじゅわ&ははは。雨好きになりそ!

原作がまず素晴らしいのはいうまでもなし。
でも、ユイのマフラーが泣かしどころだった原作の方は、描きがそこで飛んじゃったりして(ユイの立ち直りもア
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街燈(1957年製作の映画)

2.9

期待したのに、、お洒落じゃなかった。。。

仏映画への寄せにキッチリ成功してる部分もあるにはある。交差点の強気な渡り方と、終盤の、濡れたような夜の街路を靴磨きたちが駆け抜けるシーンだけね。
ハーフ頼み
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

1.0

サッと一晩で忘れ去りたい映画。こんなのを面白がれるほどバカじゃないし、感動シーンも見つけなかったから。
企画や制作の段階で誰かこれにストップかける人はいなかったんだろうか?

ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)

3.9

練られた台詞。不安要素のない演技。編集の結果も、センス溢れてスピーディー。なのに、楽しい楽しい披露宴の真っ最中あたりからダレ感が食いついてきたかも。作り手側の狙いどおりのダレ(偽装だからこそ)ってこと>>続きを読む

軍中楽園(2014年製作の映画)

3.3

台湾の負の歴史を一つしっかり直視し伝え保存するんだ、当初予定の性コメディーはやめたんだ、という使命感に駆られた監督が、裁判に負けて仲間たちを失って私費をつぎ込んでズタボロにされながらも弱音吐かずに作り>>続きを読む

海を駆ける(2018年製作の映画)

2.4

ディーンを喋らせない、という最善。それ以外にどこを褒めろと?

昨2017年、世間の失笑を買った国内商業映画筆頭が、ディーン主演の『結婚』だった。あれ以来、少なくとも私の周りに大根役者の彼贔屓を公言す
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リバースダイアリー(2017年製作の映画)

3.5

「演技が硬い」のと、「硬さを演じる」のは、同じじゃない。主演二人がそこらへんをうまくやれてたのかどうか、評価しづらい。

別離シーンの前ピンから始まって、トーマス・シュナイトの撮影はセンスフル。まるで
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ラストラブレター(2016年製作の映画)

4.0

テアトル新宿にて。同じ監督の併映の短篇『世界で一番最後の魔法』の方がさらによかった。その短篇自体が立派に一つの魔法だった。柔らかなミネオショウさん、をリードしまくる化粧美人(中田ミエさん?)の顔演技が>>続きを読む

29歳問題(2017年製作の映画)

1.7

シナリオ後半ダメじゃん。

女性誌の “イマドキOLコーデ7days“ の一ページみたいな「いかにも」な業種職種設定や、女子会あるあるな会話とかに、タクシーのおじちゃんの渋み、それに気持ち下がる老父母
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郊遊 ピクニック(2013年製作の映画)

5.0

完璧、でありながら特異性も高い。
欠陥が本当に本当に一カ所もない。(クーリンチェ236分版やラヴ・ディアスなんかに騙されてる人には是非これ観て真の傑作に震えてもらいたい、、なんて勝手に偉そうに言う。)
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宝石泥棒(1962年製作の映画)

4.0

「お洒落映画の傑作」と聞いたから観に行かなくっちゃとなったんだが────
まずは、スタア映画でした。次に、巧い映画でした。そして一応、洗練されてる方かな。

三つ巴ストーリーがわかりやすい。ダイヤ泥棒
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.0

悪くはない。
でも、多摩地区中東部のこれは常識なんだが、本作の主舞台・東京国立市の大学通りの最大の売りは、ぶっとい桜並木のとぎれなさ。白十字(喫茶)をランドマークに選ぶのもいいけど、歩く誰もがウットリ
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枝葉のこと(2017年製作の映画)

4.0

ポスターのこの男が約二時間うごいてる。ああ。。。。

リアリズム寄りの作りってわけでもない。かと言って、このおっさんボーイの自作自演は、露悪じゃない。露“卑“でもない。露“平凡“とも言ってあげられない
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化石の森(1936年製作の映画)

4.0

ガブリエル役ベティ・デイヴィス、人間というよりピエロ人形の映え方。(たまたま近頃見た一生涯の彼女の宿敵ジョーン・クロフォードの方は32年『雨』時点でカエル女だった。)嫌いというほどじゃないよ、徐々に目>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

1.3

「虹の彼方に」が唄われてる場面で、感涙。
ヒッコリイ(ブリキの人形)の顔の色にも惹き込まれた。
116人のコビトたちが子供なのか小人症者なのかしらべる目を私はしばらく続けたが、ほとんどの人はただの子供
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KUICHISAN(2011年製作の映画)

1.8

監督もプロデューサーも、沖縄のことまったく知らないくせに、なぜ大英帝国調の文化人類学的目線で(未開の部族を撮るみたく上から)こんなの作ったの? やめてよ。
関係者以外の沖縄県民はこんなつまんないの観な
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