Marrisonさんの映画レビュー・感想・評価

Marrison

Marrison

CGはイヤ。アメリカ映画は(古典系を除いて)できるだけ観ないようにしています。基本的には、劇場で近頃鑑賞した作品に限ってのレビューにしたいと思います。2016年秋~

生涯ベストは今のところ───①ローマの休日 ②ブラザーサン・シスタームーン ③赤い運動靴と金魚 ④悪魔のいけにえ ⑤パイパティローマ ⑥ベン・ハー ⑦東京物語 ⑧クローズアップ ⑨きっと、うまくいく ⑩少林サッカー(CGだけど)

2/デュオ(1997年製作の映画)

3.9

柳愛里さん演じたカノは、環境や弱さにやられて心が一時的に病的になってはいるけど本来どこにでもいそうな真人間。一方、西島秀俊さん演じた逆ギレのカレは、常に先制攻撃してくる人格障害者。映画としての細かな魅>>続きを読む

アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

2.9

上映前の待合ロビーでオジサン二人が大声でこんなことを語り合ってた。
「『アラビアのロレンス』はちょっとね、長いからね!」
「うん、長いから大変だ」
「つまらないよね! 何がつまらないかっていうと、女性
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わたしたちの家(2017年製作の映画)

2.3

どうせ伏線っぽいものを本気で全回収はしないままどこかでブチッと終わらせるんでしょ、と後半途中で覚悟した。物語が弱くても、ブチッをやると余韻が立派っぽく残るもんね。

難しく考えすぎちゃったみたいな共同
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ムクシン(2006年製作の映画)

4.0

タレンタイムの男の子だよ!
タレンタイムの先生方もいるよ!
お母さん役だった人も?
─────序盤の「レイン」の歌セッションからもう、涙じわ~っ。フィルムの全箇所に人間愛がじゅぶじゅぶ染みてるヤスミン
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パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)

4.4

不覚にも最後泣いちゃった。(裁判長と老妻、そして弁護士と愛妻のシーンで。)

真剣職に私情をビチャビチャ持ち込んでみせるという噴飯モチーフ脚本であり、しかも私のグレゴリーが私のローマの休日と1ミリも変
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レベッカ(1940年製作の映画)

4.0

玉の輿の新夫人役ジョーン・フォンテイン、つるつるの綺麗さでビビリで愛には一途でクァワイすぎた。自己主張以外してないはずの西洋にも朝ドラ仕様の日本人みたいなこんな奥ゆかキャラ女性がいるなんて、何か信じが>>続きを読む

かあちゃんしぐのいやだ(1961年製作の映画)

5.0

有馬稲子さんの母性(当時29才ぐらい?)と、男の子二人の“子性“に、私まで幼な子のように抱き寄せられて涙腺ブチン!
嗚呼、39度のお風邪でコンコンしながら炊事をする稲子かあちゃん!
泣かせ場面の一つ、
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.0

贔屓曲「カム・ゴー・ウィズ・ミー」と「ハッシャバイ」のオリジナルを聴けてラッキー。
ほかは何も感じなかった。映画としては。
あそこでクリスの兄貴を射殺しちゃえばよかった。

曲としての「スタンド・バイ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

美女が出てこない。美男が一人しか出てこない(笑)。。
デニーロ、肌キレイ。ガルシンの小説の主人公みたいな狂気? そうでもないか。
音楽うるさい。
私、ニューヨークに生まれなくてよかった。銃社会イヤです
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

1.7

劇場(大スク)で観たことを後悔。主演女優の顔がホラーだったから。正月早々変な映画観ちゃったぁ。。。
まるでブラジャーの刺繍みたいだったラストらへんのワンピの花柄はきれいくてオモシロ。

ストーリーは無
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月世界旅行(1902年製作の映画)

4.9

(今夏観たこれ記録すんの忘れてた。ふっふっふ、活弁&キーボード生演奏つきの白黒だよ!)

何とも愛らしい古さ、と言わざるを得ませんっ!
お月さんのお目々にロケットが突き刺さってる名場面、もうあと数秒間
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ロバと王女(1970年製作の映画)

3.4

王妃との約束(テーマそのものなのに)をプロセス抜きで反故にしちゃう結末をはじめ、ずいぶん強引な物語なんだけども、美しく活発な画づくりが“大団円へと闊歩“していくその方向感覚には一定の説得力があった。>>続きを読む

砂漠のシモン(1965年製作の映画)

4.0

宗教モチーフ特有の痛々しさは私にはアレルゲンだが、主演者の魅力が小憎く持続。
終盤の大転回は、安直ながら意表をギャーンと突いてくれた。もちろん、尻切れトンボ。踊る若者らを眺めるだけでなく、最後シモンが
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ビリディアナ(1960年製作の映画)

3.0

木を見て森を見てない丁寧な残念作。場面場面には力あるけど、前半と後半の接合が悪かったり、女主人公が消えてる時間が長すぎたりと、いびつ。
それに、「神なんているわけない」「人間はみ~んな不完全」の二点を
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皆殺しの天使(1962年製作の映画)

1.0

茶番劇でありながら、面白味さえもない。映画としてはかなり悲惨な部類。

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

2.9

俳優たちに魅力がない。
女優に綺麗なのは一人二人いたが、男優はみんな野卑で老けてて冴えなくてトレンディードラマには不向き。
肝心要の原田知世さんは、(素人臭さが神秘性であるようなこういう芸能人を守って
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君は僕をスキになる(1989年製作の映画)

3.2

主要四人(斉藤由貴さん・山田邦子さん・加藤昌也さん・大江千里さん)の体当たり的な熱演はどれも厭味なし。特に、斉藤さんの“和製エイドリアン”(メガネ女子)ぶりは妙に初々しい。

けど、美男美女筆頭同士が
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美貌に罪あり(1959年製作の映画)

2.3

若手「スター」たちの硬直した演技。
そんな中、杉村春子さんだけが異次元的に巧い。主役は絶対、杉村さん。

スモーク(1995年製作の映画)

4.5

JTの宣伝映画、みたいな印象。エンドに『煙が目にしみる』をクラプトン風ギターつきで“ヘビスモ上等”とか言いたげに流してるのとか、整えすぎ。
煙草の煙とニオイは大嫌いだから。
でも、さすがアメリカの人た
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火事だよ!カワイ子ちゃん(1967年製作の映画)

4.4

「消防署主催の美人コンテスト」? その素材だけでもう合格っぽい。
チェコといえばチェコビール、が長年のわが全チェコ知識だったので、冒頭からジョッキがちょくちょく傍らに出てきて、あぁ、あたしも飲みたくな
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ほうきに乗った女の子(1971年製作の映画)

4.2

童心に返れた。笑えた。中だるみはあったけど、車で逃げるところで盛り返した。“予定調和“ともちょっと違う、ああいう慌ただしくて愛らしくて誠実?でもあるエンドもよいね。魔法物のわりには物語のスケールが小さ>>続きを読む

52Hzのラヴソング(2017年製作の映画)

3.1

花屋にて、(ウィザードの『毎日がクリスマスなら』をサラ・ブライトマンがカバーした時みたいな)古風な超キャッチー曲で幕開け。(主要俳優全員が律儀に歌っていく中で、結局、その花屋のシャオシン役のジョン・ジ>>続きを読む

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

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泣かされた時間の長さ (2017年公開作で)
1位 『タレンタイム』
2位  今作!!!
3位 『真白の恋』『新感染』

これ原作未読ですが、、、病気がらみの最高の純愛実話としては、ずっと昔読んだ『永
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女の一生(1967年製作の映画)

4.7

19世紀のモーパッサンという“球根“を、20世紀日本(敗戦後まもなく)での“咲き溢れ“まで持っていった傑作! 21世紀の私たちでも普通にリアルに最旬みたいに共感できる普遍性(これは原作の普遍性とはまた>>続きを読む

女の一生(2016年製作の映画)

3.0

暇な人向けの綺麗な映画。眠れる。

貴族階級の弱者、である善良なお嫁さんの田舎物語がぽんぽん進む中、序盤のヤマである“初夜“と中盤の“廊下で息子暴れる“の2シーンだけが奇妙に長い。ほかに、のちに「家を
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

5.0

奥崎謙三さんが、裕仁に、もちろん圧勝。

奥崎さんの求めるものが「平和」よりも「理不尽じゃない世の中」だった以上、世界第1位のこのドキュメンタリー映画は『彼の人生は間違いじゃない』へと改題可能。201
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.9

底力に降参。厳しめの私をヒューマンドラマの大構成は正面突破した!

傑作アニメ2作『我は神なり』『ソウルステーション』を既鑑賞の私は、じつのところ、この最新作のエキストラたちの実写ならではの無芸さには
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モンローのような女(1964年製作の映画)

1.0

たとえ全体ダサくても古臭くっても小粋なガジェットに多少は彩られた映画なんじゃないかと期待しちゃった大間違い。オープニングクレジット時だけはまずまずだったのだが。
せめてラストシーンでカーンと脱げば……
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こいのわ 婚活クルージング(2017年製作の映画)

2.2

一応プロ中のプロ(?)たちが演じてるわりには、ガチっぽい恋愛感情が誰からも一瞬も伝わってこなかった。設定や展開がどんなにバカバカしくても情さえきちんと揺さぶってくれれば「あり」だったのに。
いっそ及川
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なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)

2.3

前半・・・ほぼ満点(鮮度のいいお刺身感)
後半・・・0点(完全に蛇足。映画として発狂状態)

なっちゃんの甘ったるくてパシャッとしすぎたあの俗キャラなんだけど、あれ以外に造りようがいろいろあった中から
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コルチャック先生(1990年製作の映画)

2.3

大量のヒゲが何とも美しい。

でも、そのコルチャック先生を聖人善玉にしすぎて、役者もその方面にばかり燃えすぎて、画面からの放散エネルギーが一本調子。最初の最初に「私は愛の塊でも何でもない。子供が好きな
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灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

3.5

ズビグニェフ・ツィブルスキが演じる胡散臭いサングラスの兄ちゃんが、わりとすんなりバーの女性の心を盗む。イケ好かないキャラ立て。でも「カウンターのグラスをサーッサーッ」にだけは逆らえなかった私。
そして
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オラとニコデムの家/聖餐式(2016年製作の映画)

3.3

かなり演技させてる、いわゆる“汚れたドキュメンタリー”であることは、序盤のうちに見抜ける。でも、仮にヤラセ度が5割超えだとしても、下手な劇映画よりもよっぽど面白いしダレてない。
ガンバる不機嫌少女オラ
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過ぎて行け、延滞10代(2017年製作の映画)

3.0

題名が、いかにも“花奈ちゃん映画“。今後はこの路線の(奇をてらった、かまびすしい)タイトリングはやめた方がいい。そりゃ楽しいことは楽しいけど、覚えにくいと結局みんな困るから。今回だって『夏子のダイアリ>>続きを読む

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