eiganoTOKO

吉原炎上のeiganoTOKOのネタバレレビュー・内容・結末

吉原炎上(1987年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

昔みたら仮にもサブカル女子の私は面白いとハマってたとおもうけど
まあ、「惨めポルノ」だよね。

「君はいつから心の底まで娼婦に成り下がってしまったんだ」
俺が救ってやるキラキラ軍人根津甚八が、娼婦の嘘を肯定しながら、実は娼婦を馬鹿にしてるって今も変わってないな。
上から目線の男が、娼婦って悲惨なんすよ〜〜強くてかっこいく見えるけど、血と涙で染まってるんすよ〜〜でもその世界で筋通す女ってかっこいいっしょ⁉︎
ってまあ男の人ドリームですね。

セックスワーカーのスティグマ化が一般論で広まってるなか、「サービス業」としてふつうにやってる人もいれば、そのへんのサラリーマンよりも大成功してる人いまはいるからね。
今見て女がエンパワメントされる映画じゃない。まあ元々そんな映画じゃないけど笑

画づらはさすが。
血反吐吐いて乳首を噛んでくれと懇願する花魁小花のシーンはインパクトすげえ
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