チャップリンの7作目にあたる作品。
タイトルからもわかる通り、給料日を楽しみにする建設労働者の話です。なるほど、初期から当時の社会を皮肉っていたのですね。『モダンタイムス』をはじめ、チャップリンの映画は社会風刺的な映画が多いです。
有名なレンガキャッチのシーンは逆再生を駆使しています。逆再生という手法はリュミエール兄弟の『壁の破壊』(1896)で初めて使われているのでこれが初とは言えませんが、コメディタッチで逆再生をしているのはこれが恐らく初でしょう。
笑えるかどうかは微妙なところですが、20分弱しかないのでサクっと見れます。
ちなみにどうでも良いのですが、チャップリンの作品に関しては20分程の短編は大体スコア2.5に統一させてもらってます。