「ドッグソルジャー」と言えばニール・マーシャル監督のデビュー作を思い浮かべるけど、こちらは同タイトルの全く別物。
若きニック・ノルティ主演。
ベトナムで戦友から麻薬の密輸を頼まれ、嫌々ながらも引き受ける。
アメリカで戦友の妻から報酬を受けとるように指示されるが悪徳FBI捜査官に待ち伏せされる…。
シュッとしたニックはカッコ良いんだけど、途中で拳法の練習するシーンはギャグかと思ったわw
それに友人の妻に麻薬吸わせたり、金持ち野郎にヒドイことしたり、結構なクズ部分あるので感情移入しづらい。
他の登場人物達にしても心の動きが分かりづらいというか意味不明なので観ててイマイチ入り込めなかったりする。
そもそも戦友が麻薬密輸して何がしたかったのかよう分からん！
ラストもなんかモヤモヤ。
当時流行ったアメリカン・ニューシネマに連なる作品なんだろうけど、名前があまり出てこない理由が分かる気がする。
