闘犬・狂犬のような二人の男。
バイオレンス描写がキョーレツだった。
あのじっとり感が相乗効果となって余計にそう見えるのかもしれないけど。
殺し屋の男、刑事、どちらもまるで狂犬。殺し屋のほうは見境無く人を殺していくし、刑事のほうはその職業からはありえないほど暴力だらけ。人を平気で傷つける、孤独に生きる2人。
善悪なんてカンケー無いとばかりに残虐。女性(特に妊婦)は観ないほうがいいシーンがあるね。
負のオーラぷんぷん漂うストーリーの中にほんの少し人間らしさが見えてきたのがせめてもの救いだけど、キョーレツなインパクトを残すアジア映画だった。