ドッグ・バイト・ドッグの作品情報・感想・評価

ドッグ・バイト・ドッグ2006年製作の映画)

DOG BITE DOG

製作国:

上映時間:108分

ジャンル:

3.5

「ドッグ・バイト・ドッグ」に投稿された感想・評価

じゅんP

じゅんPの感想・評価

3.0
普段持ち合わせている倫理観で立ち入ろうもんなら、ものの数分で咬み殺される。

殺し屋だろうが警察だろうが、もがくか咬みつくかしか切れる手札はなくて、家族という共同体すら不全に陥っていて、それでも当人たちは生きようともがくし、もがけばそれは巡る。

外からの視点には、気づくこともできずに。
何の良心の呵責もなく、人を次々に殺してゆくエディソン・チャン演じた主人公に圧倒されました。主人公が殺人を犯す度に、サム・リー演じた刑事ワイの茫然とした表情も印象的でした。主人公はカンボジアで愛を知らずに、その日を暮らす金のために人を殺して生き抜いてきました。その主人公の狂気が乗り移ったように刑事ワイの変貌する姿も痛々しいものでした。ワイは刑事の父に憧れて同じ道に進みました。その父の本来の姿を目の当たりににして、自暴自棄になります。不条理という重荷を背負った二人が最後にぶつかります。全く希望が見えない物語です。
本作の良さは東南アジアの現実が如実に出ていることでしょうか?恵まれた国の人々では分からないストリートチルドレンの実情と、香港の混沌さ、「シティ・オブ・ゴッド」を彷彿させるバイオレンス性はスゴいものがありますね。
みー

みーの感想・評価

4.0
はあー。
と落ち込む。
バイオレンス強めで、人を殺すことを何も思わない青年にはじめこそ恐ろしさを感じるが、話が進むにつれて、
刑事達や青年が親父と呼ぶボス、大人達が恐ろしい。
刑事達のクソ具合にムカムカした。
主人公の青年と少女の純愛にほっこりし、青年と少女が真面目に働くシーンの夕焼けのカットはとても美しい。
が、
ラストでぶちのめされて私はノックアウトです。
Keity

Keityの感想・評価

2.3
2007,08
けっこうキツかった記憶。バイオレス苦手!でも張兆輝出ててそこ萌えポイント!
dodo

dodoの感想・評価

4.0
幼い頃から、生きるために、人を殺してきた残酷な殺し屋でも、守るものができたら、あんなにも強く、弱くいきられるのか・・・。
一人から二人になると、人はほんの少しだけ変わることができるのか。
それにしても、警察は、いくら犯人逮捕のためといって、死にかけの少女にあんなことよくできたなぁ。クズ警官め!
木々から差し込む、頼りないひのひかりが、つかの間の安息をあらわすように、美しく儚かった。
自分にはバイオレンスシーンが重すぎた。映画として良いとは思うけど。
G行為

G行為の感想・評価

4.0
まさに狂犬が噛み殺し合ってるような、二人の主人公の加減知らずの暴力描写!
人質を取って「銃を下ろせ!」「人質離せ!」などのよくある問答ですら、この作品ではサクッと殺っちゃう可能性が常にあって、そういう意味でかなり緊張感があった。

刑事の環境より、孤児だった暗殺者の方がハングリーだし、くぐった修羅場が違うよな~…と思わせての終盤の流れには、もう笑うしかなかったがw

ストーリーも貧困が故の、暗くてどうしようもない鬱展開。
一応、最低限の救いを見い出だしたかのような終わり方だけど、結局また新たな孤児を産み出してると考えると、振り出しに戻ったような想像しかできない。

終始漂う空気も埃っぽくて、常に黄色掛かった雰囲気は、いつも見てる香港作品と同じの街並みなのに、なんだか別の国のようだった。
松本

松本の感想・評価

-
鬱すぎて今日はもう何もしたくないです(スマホを弄りながら) 凄まじいとしか…
この映画を観た時のインパクトは忘れられない。TIFFだったかな。あれから見直すパワーがないのだけど、また観たい。
ちくわ

ちくわの感想・評価

3.3
2016/02 DVD

ある殺人事件を追っていたワイ刑事(サム・リー)は、屋台街に潜り込んだ犯人に同僚を殺されてしまう。犯人パン(エディソン・チャン)について調べたワイは、彼がカンボジアで幼少から闘犬同然に育てられた殺し屋であることを知る。一方、故郷の光景をっぽい画面思わせるゴミ山に逃げ込んだパンは、偶然助けた少女と心を通わせてゆく。(シネマトゥデイ)

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いきなり張兆輝が出てきてテンションあがる❤

編集が悪いのか芝居が悪いのかわかんないけどサムリーの空気がなんだか空々しい。対してエディソンチャンが良い感じです。
映像は全体的に暗め。なんだかちょっと岩井俊二っぽい画面作りだなぁという感じがする。

この作品が面白いのは父親がそれぞれに密接に関わっていて、ヒロインは父親からの解放、刑事は父親殺し、そしてヒットマンにも同じ役割を振るのかと思いきやこうきたかあ~~みたいな。
なんか「貧しさって罪だわ」っていうオチに気分が沈みます。
とはいえ、突っ込みどころは色々あるものの、なかなか面白かったです。

あと有名なマンション出てきて「わー!」となった


12/43/55
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