このレビューはネタバレを含みます
もう25年以上前の作品なのに、設定が近年の映画でも見ないような目新しさで、かつこの設定で脚本がテンポがいいので観ていて飽きなかった。
相変わらずジム・キャリーは笑顔素敵ですね。
初めから何もかも誘導されてかつ監視されてたって考えたら自分だったらめちゃめちゃ怖いなって思うし、全世界が夢中だったのにトゥルーマンが脱出に成功すると皆たちまち興味をなくしてしまうのがとても切なくて消費社会に対するメタファーのようなものを感じた。
ただ最後のドアを開ける前、トゥルーマンの弾けるような笑顔と製作者になにか言えと言われて会えなかった時のために挨拶を予め言っておくトゥルーマンの決まり文句、
「会えない時のために おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい」の返しが最高にオシャレでかっこよかった。