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トゥルーマン・ショーの大大のレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.0
▼誰かに人生を決められている違和感を感じた男が、自分が生まれてからずっとテレビで生中継されてたことに気づき、自由を勝ち取りにいくお話。


▼主人公の状況が非日常すぎてなかなか感情移入できないけど、劇中のディレクターや視聴者は、観ている自分そのものだと気づく

▽映画とか観てる時、展開が地味だと冷めたりするし、次はどうなるかとつい気になっちゃう。出ている人物の苦労とかいちいち気にしてはいない。

▽主人公の視点だと、注目されている人の周りの人たちはクレイジーに見える

▽いつのまにかクレイジーな人間の一部に自分が取り込まれてることに気づいてぞっとする


▼そんなホラーでクレイジーな状況をポップに感じさせちゃうジムキャリーの演技すごすぎる


▼生活が何かに操作されてるんじゃないかっていうのは誰もが一度は思ったことがあるんじゃないかと思う

▽そこに共感性があるし、どこにでもいそうな普通の人がどんどんやばい状況に追い込まれるだけで惹きつけられる。

▽そこにさらに、さらしものを見て一喜一憂する、自分を含む視聴者という群衆のヤバさを感じさせるのも、今作の魅力のひとつだとおもう


▼無理やり商品宣伝ねじ込む不自然さ最高

▽ちゃんとパッケージの正面が見えるように持ってるし


▼どんな映画にしても、配役があり、演技する者が演じている。

▽今作の番組の世界観自体は映画と同じ

▽映画の中でさらに映画を見ているような二重構造になってる
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