ひまやこぞう

バンド・ワゴンのひまやこぞうのレビュー・感想・評価

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)
5.0
○アステアの踊りをほぼコピーできるジンジャー・ロジャースとは違って、シドのバレエ系の踊りはよくいえばダイナミック、悪くいえば鈍重。でも、アステアとのマッチングは、異教徒同士が仲良く融合しているようでこれまたステキ。
○「ダンシング・イン・ザ・ダーク」。ラララなんとかを見て体内に発生した濁ったものがきれいに浄化されました。
○「甘美な」という形容詞がぴったり。とくに踊りの後の時間。
○アステア54歳、シド・チャリシー31歳。老若もの(対決と融合)の代表作でもあり。
○初スクリーン(@シネヴェーラ)。やっぱでかいのはいい。しばらくは、生涯ベストワン映画はこれにします。