ひまやこぞう

さがすのひまやこぞうのレビュー・感想・評価

さがす(2022年製作の映画)
3.5
〇つっこみや路上に座る人など関西風俗を生かしたシーンが溶け込みすぎてる。
〇演出(先生の周りをぐるぐる回る怒れる娘などなど)、撮影(寄り気味の画角が多い中でときたまの引きが効く)、編集(シーンの省略だけでなく、父親号泣時の音の省略など)、役者(やはり、一は娘役の伊東蒼、自殺志望者役の森田望智もすごかった)など、どれもこれも「日本レベル」をはるかに超えていました。
〇母親のくだりがちょっと長かった。できれば、「難病」とか「貧困」とか「異常な性癖」とか、負のモチーフがない監督の能天気な作品を見たいです。
〇おっぱい見せる時のやり取りが一番緊張しました。
〇ラストのラリーの緊張感。どんなハリウッド大作のCG駆使したシーンよりも強かった。