ひまやこぞう

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のひまやこぞうのレビュー・感想・評価

4.0
〇見せ場だらけでぐったりしたけど、レア・セドゥの裸体は圧巻。「美しき諍い女」のエマニュエル・ベアールか。
〇ラスト、編集長の遺体を前に編集者たちが語りだす瞬間。まるで合唱するみたいで素晴らしかった。
〇シアーシャ・ローナンのなんてぜいたくな使い方! 彼女の顔(青い瞳!)にズームアップするシーンはぞくっとしました。ヴィスコンティの世界か。
〇どうしても学生運動のくだり編(第二話「宣言書の改訂」)がしっくり消化できない。レナ・クードリがアンヌ・ヴィアゼムスキーで「中国女」なのはわかるけど。