アカショウビン

殺人ゲームへの招待のアカショウビンのレビュー・感想・評価

殺人ゲームへの招待(1985年製作の映画)
5.0
めちゃめちゃ面白くて笑える。
1954年、ある嵐の日の夜、丘の上の屋敷で開かれる晩餐会に招待された紳士淑女たち。招待客たちは互いに初対面。なぜ彼彼女らは招待されたのか、理由が明かされた途端に起きる第一の殺人。始まる犯人探し。
アガサ・クリスティから日本の本格ミステリまで無数にあるクローズドサークルものだけど、こういう状況での大真面目な犯人探しはシュールすぎて逆にバカバカしい。だからこの映画では、シュールな状況であるということに自覚的で、あえて全編ずっとふざけた不謹慎なコメディをやってる(んだと思う。たぶん)。セリフや演技がいちいち笑わせにきてくどすぎるきらいもありますがかなり楽しい。
ナイブズアウトも見たいなあ。